松岡修造さんの最強エピソード。

テレビで何度か見ました。


１９９５年のウィンブルドンでベスト８に入ったときです。

プレー中に「この一球は絶対無二の一球なり」（福田雅之助の「庭球訓」の一節）と叫んだシーン。

私の中では伝説の場面となっています。


松岡修造さん自信も怖かったようです。
テニスプレーヤーは、一人で戦うしかありません。


だからこそ、自分の信念となる言葉を発したのでしょう。


あなたは信念となる言葉はありますか？

沢口靖子さんと松岡修造さんのエピソードです。


沢口靖子さんが東宝シンデレラに選ばれた時、東宝芸能社長であるお父さんの功氏に「会わせてくれ!」と頼みました。


その時、お父さんから「アホか」の一言で断られたといいます。


さらに、お父さんからが周囲から「沢口靖子を嫁にどうか？」と聞かれると、

「東宝の看板女優を二流のテニス選手（松岡修造）に渡すわけにはいかん」と言ったそうです。

会うだけだったら問題ないのかと思いますが、さすが厳しいお父さんです。

松岡修造さんが、漫画『エースをねらえ!』を愛読していたことは有名です。

現役時代は、コートに持ち込んでコートチェンジの際に読んだ、という逸話もあります。

ウィンブルドンのセンターコートにも持ち込んだらしいです。

松岡修造さんは、芯というか核を持っています。

これがあれば大丈夫、という支えになるもの。

だからブレないのでしょう。

松岡修造さんのエピソードを紹介します。


お父さんの松岡功氏は、修造さんがプロのテニス選手となることに反対でした。

プロ転向後は実家からの経済的援助を受けられなかった時期があったそうです。

そのため、世界ツアーに転戦するときは常にウェアを自分で洗濯していました。

されに、ホテル代もないため仲のよい選手が泊まるモーテルに一緒に泊まらせてもらい床に寝ていたといいます。


このエピソードは、松岡修造さんがテレビで語っていました。

お坊ちゃんでありながら、ハングリー精神がありますね。

お父さんは、相当厳しかったのでしょう。

松岡修造さんの最高世界ランキングは４６位です。


日本ではいまだに最高ランキングです。


１９９２年のことです。


松岡修造さんが、韓国オープンに優勝したあとの大会で達成されました。


イギリス・クイーンズ・クラブ選手権

２回戦：マラビーヤ・ワシントン(アメリカ)　４－６、７－５、６－３
３回戦：ゴラン・イワニセビッチ(クロアチア)　６－４、３－６、９－７
準決勝：ステファン・エドベリ(スウェーデン)　１－６、７－６（６）、１０－８
決勝：ウェイン・フェレイラ(南アフリカ)３－６、４－６


エドベリに接戦で勝っています。

すげ～。


松岡修造さんが最も強かった時に、伝染性単核球症にかかるという不幸に見舞われたのも１９９２年でした。

松岡修造さんの最大の実績はウィンブルドンベスト８です。


修造さん本人も人生が変わったと言っていました。


勝利したとき、コートを駆け巡る様子は印象的でした。


当時の私ははしゃぎすぎ、と思っていたのですが、
今考えると大偉業だと思います。


女子テニスが全盛期だっただけに、男子は目立ちませんでした。

活躍していたのは、松岡修造さんだけでした。


今のテレビでの活躍は、ウィンブルドンベスト８があったからといっても過言ではないでしょう（本人いわく）。


準々決勝は、ピートサンプラスに７－６、３－６、４－６、２－６で惜敗しました。


私にとってもいい思い出です。

松岡修造さんの４大大会の成績です。

全豪オープン ２回戦（１９８９）
全仏オープン ２回戦（１９９２・１９９３）
全英オープン ベスト８（１９９５）
全米オープン ２回戦（１９９８・１９９０・１９９３）


ウィンブルドンは別として、この結果をどう受け取るか。


いかに本戦１２８人の中に入るのは、大変だということでしょう。


日本人の中でライバルがいれば、もっと活躍できていたかもしれません。


修造さんもそう語っていたような・・・

松岡修造さんのツアー優勝は、韓国オープンでした。

錦織圭君が２人目のツアー優勝。

修造さんから何年たったのでしょうか？


私はテニスプレーヤーなので、日本男子のプロ選手をたくさん知っています。

しかし、世間の人はほとんど知らないのが現実。

何事も結果が全て。

松岡修造さんが作った道を受け継ぐ男子選手は、まだ出てこないですね。

現役時代の松岡修造さんで印象深いのがセイコースーパーテニスです。


１９９０年のセイコースーパーテニスでは、転倒してしまい、左足首の３本の靭帯全てを断裂しました。


金スマかなにかの番組で当時の映像を最近見ました。


記録に残しておくことは大切だと思ったのと同時に
困難にも負けない修造さんの精神力に感動しました。


翌年にはツアー復帰しているところがまたすごい。

松岡修造ＶＳサンプラス

私の記憶は、ウィンブルドン準々決勝で惜敗したことなのですが、
１９９１年には勝っています。

当時世界ランク９位だったピート・サンプラス(アメリカ)に
２－６、６－４、７－６（８）のフルセットで下しています。


松岡修造さんが、大きな怪我をする前の勝利だったようです。


改めて尊敬の思いが強くなりました。


錦織圭君も修造さんに比べるとまだ印象が薄いと感じます。
早く怪我から復帰して欲しいですが・・・

調べるといろんな事実が出てくることが面白いです。

松岡修造さんが、本格的にプロとしてツアーを回ったのは１９８８年のことです。


もう２０年以上も前のことですね。


松岡修造ヒストリーが始まります。


全豪オープンの予選を勝ち上がり、本戦に初出場しました。


１９９８年全豪オープンのシード選手は下記の通りです。

（　　）は結果です。

チェコスロバキア　イワン・レンドル　（ベスト4）
スウェーデン　ステファン・エドベリ　（ベスト4）
スウェーデン　マッツ・ビランデル　（優勝、4年ぶり3度目）
オーストラリア　パット・キャッシュ　（準優勝）

決勝戦
マッツ・ビランデル vs. パット・キャッシュ　6-3, 6-7, 3-6, 6-1, 8-6

懐かしい顔ぶれ。

エドベリのファンでした＾＾

華麗なサーブアンドボレーを思い出します。

神谷流テニス最速上達法

松岡修造さんの家族は、有名人ばかりです。

いわゆるお坊ちゃまなのですが、
本人は自分の力だけで生きていくと決め
プロテニスプレーヤーになりました。


父親：松岡功（東宝名誉会長）
母親：千波静（宝塚歌劇団の元星組男役）
曾祖父：小林一三
実兄：松岡宏泰（東宝東和社長）
夫人：田口惠美子（元テレビ東京アナウンサー）


私としては、小林一三さんという名前を聞いただけでびっくりです。


お父さんやお兄さんも相当テニスが強かったそうです。

松岡ファミリーは、文句のつけようがありません。

神谷流テニス最速上達法

神谷流テニス最速上達法

松岡修造さんのテニスツアーでの戦績です。

デビュー年：１９８６年
引退年：１９９８年
ツアー通算：２勝
シングルス：１勝
ダブルス：１勝
生涯通算成績：１７３勝２０７敗
シングルス：１４５勝１６３敗
ダブルス：２８勝４４敗
シングルス：４６位
ダブルス：９５位
参照：ウィキペディア（Wikipedia）


ツアー優勝は韓国オープンです。

男子では、錦織圭くんが優勝するまで長い時間がかかりました。

先駆者の松岡修造さんのすごさがわかります。

神谷流テニス最速上達法